一般財団法人 連帯 東北・西南 RENTAI TOHOKU-SEINAN

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2017.03.21 19:04

カレーイベント(3/12 2017 岩手県陸前高田市 下和野団地)

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3月12日(日)午前9時より午後2時頃まで、陸前高田市の下和野団地にて、「ともだちカレー®」イベントを実施致しました。この復興住宅でのイベント開催は2015年7月に続き2回目となります。

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この団地は最上階が共有スペースとなっており、複数の集会室と広大なルーフバルコニーが設けられております。 小さな集会室では、団地にお住いの方々にも参加してお手伝い戴き、野菜や肉の仕込みをしながら親しくお話をさせて戴きました。

火を使う大きな鍋(3式)は、ルーフバルコニーに設置して調理をさせて戴きました(映像はこちらから)。 この場所は、復興の進む陸前高田市内を一望できる場所とあって、外部からの見学者も受け入れているそうです。

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様々な地域から入居者が集まっているため、仮設住宅に比べ参加者が集まりにくい傾向にありますが、 自治会長の及川様にもご協力いただき、60名近くの住民の皆様にご参加いただけました。

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「ともだちカレー®」を堪能した後は、セルゲイさんとタチアナさんから被災者の皆様とお亡くなりになった方々に向けて演奏が披露されました(映像はこちらから)。 お二方の心のこもった演奏が、会場にいらした皆様だけでなく、この地で亡くなられた方々にも届いたことを祈るばかりです。

フランスから参加のJeanさんと米国出張から帰国直後の代表理事からチョコレートが、 銀座の老舗中華料理店のオーナーである鄭さんからは月餅がお土産として配られましたが、 各国を代表するスイーツを皆様にご堪能いただきました。

代表理事の佐多からは、復興支援にかけてきた想いをご説明させていただき、特に東北の将来を担う若い世代へのメッセージとして、 常に変化していく情報化社会に対応していくことの大切さなどが伝えられました。

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今後も引き続き被災地の皆様方に寄り添い、一緒に歩んで行きながら支援を続けていく所存です。

カテゴリ:Staffレポート

2017年03月21日 19:04 admin

2017.03.21 18:58

自立支援シンポジウム:光に向かって(3/11 2017 岩手県一関市)

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3月11日(土)午後5時より、私達の活動拠点である千厩国際倶楽部にて50名近くの方々にご出席いただき、シンポジウムが開催されました。

会の中では、ご遺族を代表して、米沢商会代表の米沢祐一様、オランダ式水耕栽培施設を共同運営されている武山郁夫様、 震災後は仮設住宅でお母様と二人で暮らしていたのですが、2016年にお母様を亡くされ天涯孤独の身になった菅野朔太郎君に、 震災後6年を経た現在の心境を語っていただきました。

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それぞれが震災によって受けた心の傷とどのようにして向き合ってきたのか、また、その中でどう未来に向けた希望を見出したのかを率直に語っていただきました。

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会の終わりでは、弊財団に震災直後より活動拠点を貸して下さった三浦先生や東北地方の子ども達への虐待の問題に力を入れて活動されている 児童養護施設の代表である菅原様など様々な方達からスピーチをいただき、今後、どのように震災支援と向き合っていくべきかを話し合う貴重な機会となりました。 代表理事の佐多は、今までの弊財団での自立支援活動の経緯やそこに込めた思いを振り返ると共に、大変な苦難を乗り越えられた米沢様、武山様、朔太郎君に敬意を表して、 表彰状や記念品の授与を致しました。大勢の大人を前に、堂々と話をしてくれた朔太郎君(高校2年生)の姿に、東北の底力を感じました。 朔太郎君には、さらに逞しく人生を歩んで欲しいとの願いを込めて、代表理事が若いころに着用していた米国海軍のジャンパー(ポパイの刺繍入り)が贈呈されました。

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シンポジウムの前半では、午前中に大川小学校跡地にて演奏を披露した2人の演奏家(チェリスト:セルゲイ・スロバチェフスキさん、ピアニスト:タチアナ・コレソバさん)から、 皆様に向けて美しい演奏が披露されました。

回開催されたイベントの様子が、新聞記事として掲載されておりますので、ご覧下さい。

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2017/3/12付け岩手日日

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カテゴリ:Staffレポート

2017年03月21日 18:58 admin

2017.03.21 18:55

追悼セレモニー(3/11 2017 宮城県石巻市 大川小学校跡地)

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震災から6年目を迎える2017年3月11日(土)午前10時より、石巻市大川小学校跡地(当財団で寄贈させていただいたエンゼル像の前にて)追悼セレモニーを開催致しました。 セレモニーには、代表理事の佐多がロシアからお招きした2人の演奏家(チェリスト:セルゲイ・スロバチェフスキさん、ピアニスト:タチアナ・コレソバさん)が出席し、 被災者の皆様とお亡くなりになった方々に向けて美しく繊細な旋律が奏でられました(映像はこちらから)。

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当日は、遺族会による追悼式典など様々な予定が組まれている中でしたが、このセレモニーの開催にあたっては、 エンゼル像を寄贈する際にもご尽力いただいた武山郁夫様に多大なご協力をいただきました。 武山様は震災当時、仕事の関係でご家族と離れて静岡でお暮らしでしたが、大川地区にお住まいだったお母様、奥様、そしてお嬢様を亡くされております。

亡くなられたお嬢様は、お誕生日が3月10日で、4月に航空自衛隊に入隊が決まっていたそうです。演奏の中では、お嬢様の好きだったユーミンの「ひこうき雲」も代表理事の提案により披露されました。

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尚、武山郁夫様は震災後のつらい経験から立ち上がり、昨年2016年度にオランダ式水耕栽培施設の共同運営を開始し、 希望に向かって歩まれております。犠牲になった方々の安らかなご冥福をお祈り申し上げますと同時に、武山様の益々のご活躍を祈念します。

カテゴリ:Staffレポート

2017年03月21日 18:55 admin

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