一般財団法人 連帯 東北・西南 RENTAI TOHOKU-SEINAN

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2018.12.23 13:55

千厩国際倶楽部クリスマス会(12/22 2018岩手県一関市)

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12月22日(土)12:00より、今回は千厩高校の3年生5名、児童養護施設の子どもたち15名と先生5名、 そして我々の活動にいつもご協力くださっている方々、総勢50名をお招きし、 我々のベースキャンプの千厩国際倶楽部でクリスマス会を行いました。

東京からは、昨年ボストンのバークリー音楽大学を卒業され、 ピアノデュオユニット「Eiko+Eriko」としてご活動されている鈴木瑛子さんと石倉江里子さん、 ファッション関係の会社を経営されている森城さんと奥様、度々活動に参加してくださるパキスタン人のバットさん、 そしてこの昼食会で、中華料理を振る舞ってくださるために、東京プリンスホテルでコックをされている李秋榮さんが参加、 支援してくださいました。

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会の初めに、鈴木さんと石倉さんより、「Yesterday Once More」、「手紙~拝啓十五の君へ~」そして、 クリスマスメドレーを演奏して頂きました。「手紙~拝啓十五の君へ~」は、参加して下さった学生の方々や子供たちへ、 "夢をあきらめないでほしい"という強いメッセージを込めて選曲されたそうです。 素晴らしい演奏に、皆さんから温かい拍手が送られていました。

弊財団代表の佐多からは、我々の活動にいつも支援してくださっている方々を紹介させて頂きました。 いつもカレーイベントの際に、鶏肉を提供してくださる千厩ロータリークラブ元会長の小野寺さん、 今回も中華料理に使用する鶏肉を提供してくださいました。 チャイを作る時に使用する牛乳を毎回提供して下さる須藤さん。 イベントの際には、わざわざ陸前高田からいつも参加してくださる米沢さん。 米沢さんはご両親と弟さんを津波で亡くされ、ご自身はビルの屋上で九死に一生を得られた方です。 カレーイベントではスタッフとともに下準備からカレー作りまで手伝ってくださる、前平泉町長の菅原さん。 菅原さんは、奥さんと一緒にいつも我々の活動に参加して下さっています。 いつも皆さんのご協力のもと、我々の活動が継続できていますこと、感謝の気持ちをお伝えさせて頂きました。

参加してくださった千厩高校の生徒さんからは、立派な英語のスピーチをして頂き、驚きました。 ご参加の皆様にご理解頂けるようにバットさん(パキスタン人)に日本語の同時通訳をして頂きました。 それぞれの夢に向かって、進路を決め、皆さん4月から新生活を始められるそうです。 大学に進学される方や、地元一関の消防士として働く方、それぞれ皆さんの将来がより良いものになるよう、心よりお祈りしております。 生徒のお一人からは、ピアノで「上を向いて歩こう」を演奏して頂きました。心温まる演奏をありがとうございました。

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お昼の時間が近づき、東京プリンスホテルのコックをしている李さんによって、 から揚げ、ビーフン、麻婆豆腐、胡麻団子、餃子の4品を振る舞って頂きました。 いつもはカレー作りで使用する大きな鍋で、手際よく中華料理を作られている姿は、さすがプロでした。 前日の夜から、当日の早朝にも、子供たちに喜んでもらうためと、一生懸命食材の仕込みをされてましたが、 子どもも大人も美味しい!と大絶賛でした。

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会の終わりには、弊財団スタッフの菊地さんが、この度結婚されましたので、会場の皆さんとともにお祝いをさせて頂きました。 千厩国際には、ケーキカット用のナイフがなかったので、出刃包丁でのケーキ入刀となりましたが、菊地さん、奥さんに喜んで頂き、 とても嬉しかったです。

今回は、我々のベースキャンプ、千厩国際倶楽部での開催となり、アットホームな雰囲気でクリスマス昼食会を行うことができました。 このような会を通して、お互いに励まし将来に対して明るい希望を持って、前向きな気持ちを育てていきたいものです。

カテゴリ:Staffレポート

2018年12月23日 13:55 admin

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