一般財団法人 連帯 東北・西南 RENTAI TOHOKU-SEINAN

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2021.12.27 11:18

地域の皆様とのクリスマス交流会-(12/23 2021岩手県千厩町 千厩国際倶楽部)

12月23日(木)18:00よりクリスマス交流会を我々のベースキャンプ「千厩国際俱楽部」にて開催しました。 2年振りの集いでしたが、リラックスした雰囲気で皆様との交流を楽しみました。

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今回の食事は、千厩の村上さん夫人にスキヤキの材料を準備していただき、我々スタッフが皆で調理をして皆様に楽しんで戴きました。陸前高田の村上優一さんからは新鮮な魚介類を、 そして大川地区の武山郁夫さんからは、施設で栽培したトマトとパプリカをプレゼントして戴きました。 村上さん、武山さん、いつもありがとうございます!

常連となりました三味線奏者の佐々木博典さんには、食後に力強い演奏を披露していただきました。佐々木さん、ありがとう!

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今回は、12月23日が誕生日の方と、ごく最近に結婚をされて新たな人生のスタートをされた方がおられましたので、 会場の皆さんとともにお祝いをさせて頂きました。約30名の方々に囲まれて、お2人が祝福されたのと同時に、会場の全員が幸せな気持ちを共有させて戴きました。

我々の活動に協力をして下さってきた皆様が集まり、皆の近況報告から今後の取り組みなど、様々な話題に花が咲きました。 今後も皆様のお力を借りながら、ささやかながら活動をつづけてまいりますが、代表のスピーチに、こうして長く東北支援の気持ちで活動してきたが、 考えてみると東京からやって来ている我々の方が励まされている様な思いもあるという話がしがあり、考えさせられました。

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今回も天候に恵まれ、全てのイベントが楽しい雰囲気で無事催行することができました。 我々が東京に戻った翌日から、東北地域は雪化粧が始まり本格的な冬の到来となりました。 地域の皆様と、このような会を通して、お互いに励まし将来に向けて明るい希望を持って、 今まで同様前向きな気持ちで生きて行きたいものです。

カテゴリ:Staffレポート

2021年12月27日 11:18 admin

2021.12.27 11:10

大籠キリスト教会イベント(12/23 2021岩手県一関市藤沢町 大籠キリスト教会)

岩手県一関市藤沢町大籠キリスト教会にて、12月23日(木)にクリスマスの季節でもあり、お昼の茶話会を企画しました。

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大籠は江戸時代のはじめ、300人を超すキリシタンが殉教した地域です。代表の特別な想いがあり、 2012年末に大籠キリシタン資料館の館長をされていた畠山さんと知り合いになり、この地域との関わりが続いて来ました。

畠山さんは、ご自宅(古民家)を改装して農家民宿として地域の活性化に力を入れておられますが、我々も食事会などで度々お世話になってきました。 今回も、イベントで提供される食事は畠山さんの運営している民宿から提供して戴きました。

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水沢教会から高橋神父にお越しいただき、厳かな雰囲気の中、大籠教会でクリスマスを祝って、 聖書の一説の朗読とともに、殉教犠牲者への鎮魂と震災からの復興を祈る一時を持ちました。

約30年間に渡って大籠教会の維持管理をされている宮城さんは、宮城県名取市から駆けつけて下さり、この地の大事さを参加者に熱く語って下いりました。

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ミサの後は、畠山さんの民宿で準備して下さった、つきたての餅をあんこ、クルミ、そして雑煮で食べさせていただきました。 食後はいつもお世話になっている千厩の千田清子さん(裏千家)にお茶をたてて戴き、皆で歓談。20名前後の集いでしたが、楽しいひとときを過ごすことができました。

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今後もこの地域のPRのお手伝いを続けて行きたいものです。

カテゴリ:Staffレポート

2021年12月27日 11:10 admin

2021.12.26 10:53

訪問記(12/22 2021岩手県大船渡市 児童養護施設「大洋学園」)

私達とこの児童養護施設との関わりは、2015年9月26日に「ともだちカレー®」 イベントを開催させて戴いたことがきっかけです。 その後、陸前高田市小友(おとも)町の漁師である村上優一さんご一家の協力で洋上ふれあいイベント4度開催させて戴き、 子供達に大きな漁船に乗って短時間の航海を楽しんでもらいましたが、昨年から新型コロナウィルスの感染を心配して、イベントの開催は見送って来ました。

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今年は、緊急事態宣言も解除されましたので、これまで続けて来たプレゼントを施設に届けることにしました。 この施設には、幼稚園児から高校生までの約40人の子供が両親から離れて暮らし、7つの部屋で、数名が一緒に寝起きをしています。 以前は個別に部屋を訪れプレゼントを届けてきたのですが、今年は新型コロナウィルスの感染防止の為に、子供達には会えず残念でしたが、 代表者2名にプレゼントを代表して受け取って戴きました。

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レゼントは皆で相談し、それぞれの学年に応じたレベルで英語の本(翻訳付き)を用意してみました。皆がわかりやすく、 読みやすい素材を選び楽しく学んでもらえることを第一に考えました。

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施設を出た我々は、陸前高田市小友町の村上優一さん宅を訪問しました。村上さんには我々の活動を長年サポートして戴いています。 これまで子供達を自らの漁船に招待、バーベキューの具材として魚介類を無償提供、洋上追悼式に船を出して下さるなど、大変お世話になっています。

た、翌日に千厩国際倶楽部で開催予定のイベントに活用して欲しいと、自慢のタコとアワビをお土産に戴いてしまいました。村上さん、いつもありがとうございます!

カテゴリ:Staffレポート

2021年12月26日 10:53 admin

2021.12.26 10:15

大川小学校跡地にて(12/22 2021 宮城県石巻市)

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当財団では2013年3月10日(日)、宮城県石巻市立大川小学校校庭跡地において、 東日本大震災で犠牲になった方々の鎮魂とご遺族はじめ大川地区関係者の皆様に子を亡くした母の話しで 有名なアメリカのリチャード・P・エヴァンス氏のベストセラー小説「クリスマス・ボックス」に出て来るエンゼル像の寄贈を行わせて戴きました。

そして、震災から6年目を迎えた2017年3月11日(土)には、午前10時より、 石巻市大川小学校跡地(当財団で寄贈させていただいたエンゼル像の前にて)追悼セレモニーを開催致しました。セレモニーには、 代表理事の佐多がロシアからお招きした2人の演奏家(チェリスト:セルゲイ・スロバチェフスキさん、ピアニスト:タチアナ・コレソバさん)が出席し、 美しく繊細な旋律を奏でてくれました。

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この地は、2021年7月に「石巻市震災遺構大川小学校」として一般公開が開始し、周辺施設も整備がされたので訪問しました。 敷地内には、震災前後の写真等のパネルや地域模型、実物資料を展示する展示室のある大川震災伝承館が新設されていました。

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2011年3月11日の東日本大震災の津波により、大川小学校の児童・教職員84名、大川地区全体で418名の方々が犠牲となりました。 犠牲者の慰霊・追悼の場とするとともに、震災被害の事実や、学校における事前防災と避難の重要性を伝えていくことを目的に公開されたそうです。 我々が寄贈したエンゼル像も、新たに築かれた土台のうえに設置されていました。

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エンゼル像を寄贈する際にもご尽力いただいた武山郁夫さんは、震災当時、仕事の関係でご家族と離れて静岡で仕事中でしたが、 大川地区にお住まいだったお母様、奥様、そしてお嬢様を亡くされるという悲劇に遭遇されました。

武山さんは、そのつらい経験から見事に立ち上がり、去る2016年度にオランダ式水耕栽培施設の共同運営を開始し、「希望」を抱いて力強く歩まれております。

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2021年5月には、新たな生産施設を大川小学校跡地の隣に建設され、トマトの出荷が本格的に始まっています。災害危険区域に指定された被災跡地を活用し、 敷地面積約4ヘクタールで、大型ガラスハウスでトマトを約0・7ヘクタール、ミニトマトを約0・6ヘクタール、パプリカを約0・9ヘクタールで栽培しています。

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2021年11月には、2016年に稼働した旧施設の敷地内に、直売所とレストランがオープンしました。 直売所では、通常の出荷には向かない規格外のトマトやパプリカなどを特価で販売し、レストランではこれらを使ったパスタ料理などを提供し、 地域の人気店になっているそうです。我々スタッフも昼食にパスタをご馳走になりましたが、人気になるのが納得のおいしさでした。

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武山さんの益々のご活躍を祈念します。

カテゴリ:Staffレポート

2021年12月26日 10:15 admin

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