一般財団法人 連帯 東北・西南 RENTAI TOHOKU-SEINAN

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2011.05.14 13:55

ボランティアレポート:2011年5月14日vol.2-浦戸諸島 桂島より-

活動内容:仮設住宅建設のためのグラウンド清掃
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katsurashima2.jpg(Tさん・46才・男性 東京都在住の方より)


避難所の方から、被災直後は救援物資が届かず、島民の方々で
自前の食糧やガソリンなどを持ち寄り、皆さんで分け合って
支えた様子を聞きました。また、普段は漁を手伝わない年配の
女性が、再び牡蛎の種付けを手伝い始めたとのことでした。
老若男女を問わず、自立をしようとしている努力を感じます。
島民の皆さんが協力する心をお持ちで、我々に対して
ねぎらいの言葉や、世間話をしてくださり、かえってこちらが
励まされ、「頑張ろう」という気持ちになりました。

 

カテゴリ:宮城県浦戸諸島 桂島

2011年05月14日 13:55 admin

2011.05.14 13:41

ボランティアレポート:2011年5月14日vol.1-浦戸諸島 桂島より-

活動内容:仮設住宅建設のためのグラウンド清掃

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(Kさん・45才・男性 東京都在住の方)

katsurashima1.jpgここ桂島は240名前後が居住する、
周囲およそ2Km、面積は約6haという小さな島です。
区長の内海さんに伺ったところ、
島民の多くは年金生活を送る高齢者で、
そのうち、1割の方が牡蛎や海苔の
養殖をしているとのこと。自然災害の怖さを体験
しつつも、島のまとめ役として活躍をしている
内海さんの姿が輝いていました。

 

 



 

カテゴリ:宮城県浦戸諸島 桂島

2011年05月14日 13:41 admin

2011.05.01 17:25

ボランティアレポート:2011年5月1日-宮城県石巻市より-

石巻市 湊小学校での炊き出しに参加されたボランティアの方のレポートをご紹介します。

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(Sさん・39才・男性 東京都在住の方より)

私は4月30日から5月1日にかけて、炊き出しなどに参加しましたが、報道等で見聞きするほど、被災地の復興は進んでおらず、海水のヘドロの臭い、ながされた瓦礫、車、船、損壊した家屋などの、被災現場の悲惨さを肌で感じました。
湊小学校に避難されている方は、1クラスの教室に、狭いながらも10数人の方が生活しており、区切りもなく、床の上の避難生活が1ヶ月以上も続いていました。また、下水路にはヘドロが溜まっているため、雨が降っても下水路に流れ込めず、周り一面に大きな水たまりができてしまう状況でした。
今後は瓦礫撤去や下水路清掃などが、まずは被災地の復興に向けて活動する必要があるのではと感じました。

 

(Mさん・37才・男性 神奈川県在住の方より)

参加する前は、自分にできることがあるのか確信をもてずにいたが、できる活動はたくさんあると感じた。
湊小学校の近辺、石巻港方面と、津波被害の大きかった地域を見て、現地へ足を運ぶという第一歩を踏み出すだけでも、何かを感じ、具体的な支援につながっていくのではないだろうかと感じた。言葉にできないほど、凄まじい状況を目の当たりにして衝撃を受けると同時に、失われたものの大きさから、私たちの日々の活動を支えているものの大きさを感じた。
しかし、子どもの頃から祖母、祖父に聞いた話によれば、おそらく戦後すぐはこのような壊滅的な状態であったのだろうし、その後、日本は復興できたから、今の社会が存在する。今まで私たちは、先人が努力した復興の成果を、享受してきたのだが、今度は私たちが、当事者として復興に努めていかなければならないと思う。
避難所にいる方でも、快く自主的に手伝ってくれる方や、喪失感からなかなか手伝う気持ちが奮い起こせない方もいました。ボランティアの方々は良心的な人が多く、場面によって起こる必要以上のお世話が、お世話される方の気力を尊重できていないと感じた。
本当に大変な時に手助けをすることは大事だが、やりすぎないことも肝心だと思った。

 

(Tさん・45才・男性 東京都在住の方より)

甚大な被害を受けた地区と、被害が軽微であった地区の格差で、町が分断されている感がありました。
前者では、炊き出しに人が集まるのに対し、後者ではスーパーで買い物をしています。
また、被害が甚大である地区でも、私が現地の方と話した範囲では、家を失った人とそうでない人との間に、
溝ができつつあるように感じられました。

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カテゴリ:宮城県石巻市連帯東北アクティビティ

2011年05月01日 17:25 admin

2011.04.23 16:47

ボランティアレポート:2011年4月23日-宮城県石巻市より-

石巻市の湊小学校で炊き出しによる緊急支援をいたしました。参加されたボランティアの方の感想をご紹介します。

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(Kさん・26才・男性 埼玉県在住の方より)

kibou.jpg3月11日の震災発生直後より、被災地の為になにかがしたいという思いに駆られ続けて、この度のボランティア活動に参加いたしました。
実際に現地で見て感じることは、テレビや他の媒体を通じてのそれとは大きく異なるものでした。沿岸部では、津波の圧倒的な破壊力に言葉を失い、感傷的な表現ではありますが、そんな中に咲いている桜と被災状況とのコントラストに、不意に涙がこぼれてしまいました。
道を1つ違えただけで、全く違う結果にある状況を、どういった言葉で表すことができるのか、それには運命という言葉がはたして相応しいのか。自分が持ちうるどんな言葉を持ってしても、軽く感じてしまいます。
避難所でお話をした年配の女性は、友人を助けに戻ったから、自分も助かることができたと仰っていました。ほんの少しのタイミングで生死を分ける状況に驚愕しましたが、自分もまたそういったタイミングで生かされている存在なのだと感じ、懸命に生きていかねばならないと、改めて思い知らされることになりました。

 

(Iさん・37才・男性 東京都在住の方より)

1.cooking-2.jpgほんの少しの日程ではありますが、炊き出しに参加いたしました。そこに避難していた方々は、大切な人、生活していた家、なじみのコミュニティを失い、非常に辛く、大変な状況にあること目の当たりにしました。そして、まだまだ多くの支援が必要で、日本や外国の方々も一丸となって、今日のいのち、明日のいのちを支える緊急支援体制が重要であることも、確かでした。しかし、かねてからの東北の友人、知人の誇らしい人柄を思い起こすと、より先のことが思いやられます。そのうえで、私が最も感じることは、被災された方々には、本来もっていらっしゃる自尊心を大切に、自立をめざさなくてはならないときが、やってきているのではないでしょうか。生きがいややりがいを感じられる生活を取り戻すために、自分ができることを探していきたいと思います。
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カテゴリ:宮城県石巻市連帯東北アクティビティ

2011年04月23日 16:47 admin

2011.04.17 13:47

ボランティアレポート:2011年4月17日-宮城県石巻市より-

 4月の3週目は、活動拠点を宮城県石巻市にある湊小学校に移しました。
炊き出しなどの合間に、避難所の方から伺ったお話をご紹介します。

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(避難されていた方のお声:男性、推定70歳) 対話した日:2011/4/17

Stopped Clock at 2.47pm.jpg家は泥だらけになってしまっているので、朝4時半からヘドロ
掃除(肉体労働)をしている。水道は使えないから、掃除が
はかどらないし、汗をかいても体を洗うこともできない。
 趣味は唯一、野鳥を見ることだけだったが、このありさま
で、野鳥も来なくなってしまった。あとの楽しみはタバコを
吸うことぐらい。タバコが手に入らず困っていたが、甥っ子
が気を利かせて送ってくれた。

 

 

 

(避難されていた方のお声:男性、推定70歳) 対話した日:2011/4/17

P4170797.JPG 妻は、震災の1週間前に足首から先の切断手術をした。本当は、
術後の経過を診てもらわないといけないが、通院先の病院は閉鎖
しているので、まだ診てもらえずにいる。交通機関が動いていない
こともあり、離れたところにある病院には行っていない。

 

 

 

 

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Webサイトへの寄稿も連帯東北ではお待ちしております。
寄稿いただいたものは、現地だよりでご紹介させていただきます。

カテゴリ:宮城県石巻市連帯東北アクティビティ

2011年04月17日 13:47 admin

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